2019年12月16日月曜日

子どもたちのマイドリーム、マイプロジェクトを地域の大人が応援!

子どもたちのマイドリーム、マイプロジェクトを地域の大人が応援して実現します!

学校の内申点や塾の偏差値は、子どもが持つ数多くある能力のうちほんのごく一部を表しているにすぎません。
学校の成績が良くないからと「落ちこぼれ」などとレッテルを貼り、子どもの全人格を否定するような言動は間違っています。
むしろ学校や塾では評価されないスキルやアイディアを持つことこそが、グローバル化した21世紀社会を生き抜く鍵です。

昭和時代、敗戦から復興し驚異的な経済発展を実現するには均質で従順な労働者を大量に輩出することが必要でした。
そのためには、皆が同じ内容を同じ方法で勉強する集団一斉授業を柱とする教育制度がとても効率的だったのです。
しかし21世紀に入り人口が減少し、オリンピックの開催やTPPへの加盟、また優秀な外国人経営者や労働者の流入で、日本国内にいようがいまいが否応なくグローバルスタンダードで競争せざるを得ない状況になっています。
そのうえ、ネットやAIの急速な発達で、今ある職業のうち10年後にどれが残っているかすら断言できません。

こうした社会環境の激変に対して、日本の教育も少しずつではありますが変わろうとしています。
これまでの知識や情報の暗記・詰め込みを重視したインプット型の勉強から、探求学習やPBLと呼ばれる子どもたちの意見や作品、パフォーマンスを評価するアウトプット型学習への転換です。
しかしこうした新しい教育を受けても、学校という閉じた空間で大人に与えられた題材に従って受動的に取り組んでいる限り、社会に出てそのまま通用するわけではありません。むしろ最初からガチで勝負して、トライアル&エラーを重ねるほうがよほど実践的です。

そこで、子どもたちが持っている夢や希望、アイディアを大きく膨らませて具現化できるように
・ヒト=起業家団体と提携し各分野の専門家をご紹介します
・モノ=モノづくり系の各種製作機材がそろっています
・カネ=将来的には「キッズ・プロジェクト・サポート・ファンド」(仮)の設立まで考えています
といった社会資本を提供して応援します。

映画にたとえれば、子どもが監督で、大人は配給会社です。学校の探求学習やPBLでは、出演している役者と同じで医者でもスポーツ選手でも何でも「演じる」ことはできますが、役柄は事前に渡されたシナリオで決められています。

どのようなアイディアでもできるだけ幅広く取り上げたいと思いますので、まずはお気軽にご連絡ください。
当面は横浜市内の小中高生を対象とし、初回は保護者同伴でニーズをお聞きしますが、その後基本的には一人で行動できることが条件です。

なお、誤解していただきたくないのは、学校の勉強がまったく不要だと言っているわけではありません。
人間は一人ひとり能力や性格、興味関心が異なり、子どもたちは十人十色、百人百様であるにもかかわらず、同じ年齢が同じ場所に集まって同じ教科書を使い、同じ時間割で、同じ内容を勉強することが時代遅れなのです。
仮に学校へ行かなくても自分のペースで必要最低限のことは効率的に学べるよう、ご希望があればICTを駆使したブレンディッドラーニングで学習もサポートします。

一見すると本件は子どもたちだけにメリットがある話のようにも見えますが、将来、我々大人の年金を払ってくれる今の子どもたちが活躍することは我々自身にとっても重要です。



0 件のコメント:

コメントを投稿